旧尾小屋駅

(赤門鉄道クラブ)

みなさんこんばんは。
今回は番外といたしまして、尾小屋鉄道の旧尾小屋駅で行われた
キハ2及びホハフ7の運転会の様子をアップしたいと思います。
番外・・・すなわち定期運行されている訳ではありません。
ここでは某大学のOB及び現役の方が保存活動をされているのです。

尾小屋鉄道はその廃線跡があちこちに残っており、
今回のようなケースでは小松駅からバス(一日三本)に乗っていくと、
「あの山の方で『キイハンター』の撮影が行われた」
など貴重なレクチャーを受けられる場合もあります。

今回はたまたま「尾小屋鉄道を守る会」の方より連絡を受け、
この貴重な走行シーンを撮影する事ができました。

「尾小屋鉄道を守る会」及び「赤門鉄道クラブ」の方々には
この場を借りて感謝の意を表させて頂きます。

草蒸した旧尾小屋駅。
2002年5月頃までは小松市所有の車両の姿も
見られましたが、現在は別の場所に移動されて
展示されています。

機関車はDC122。
スズメバチの巣があるので注意のこと。
キハ2の為の冷却水の準備が始まる。
その横では草刈りの最中。

誰彼とも無く手伝う様子も見られました。
夏の日差しが差し込むキハ2の車庫。
側面から冷却水を補充中。

このあと私はキハ3等が保存されている場所に
他の方々と涼みに(?)行ってしまい、
キハ2のエンジン始動は見ておりませんでした。
キハ2、ホハフ7を引いて走行開始。
白煙を上げながらもついに走り出しました。
旧尾小屋駅ホームに到着。
25年ぶりのことだそうです。
キハ2に御神酒(?)が。
観客(?)からは拍手が起こりました。

このあとお酒の残りはどうなったのでしょう?
エンジンのオイルを点検する「守る会」の方。
エンジン回転時に多少オイル漏れが見られる
ようでした。
ホハフ7の軸箱も点検。
現代のボールベアリングを多用した軸受けとは
違うものです。
しかし中のメタルの部分はきれいなものでした。
キハ2+ホハフ7しばし停車中。
現役時代は幾度と無く見られたシーンでしょう。
白煙をあげるキハ2。
坂になっているようで、悪戦苦闘中です。

運転台の様子も少しうかがえます。
ホハフ7を車庫に仕舞おうとキハ2で推進運転中。
後方の客車のドアに監視の人が立って、
運転士に伝えますが、エンジンのうなり声は高く、
うまく伝わらないようでした。
キハ2、単行で前進。
デッキ(展望台?)には小さなお客様が。
押し込みすぎてしまったホハフ7を
キハ2で少し前に引き出そうと、
ワイヤーをセットしているところ。
今度は引き出しすぎ、
結局人力で押し込みます。
キハ2、快走中。
車体は現役時代もこのくらいの状態だったようです。

これからも走り続けてもらいたいものです。


おまけ:車両の細部と小型トロッコ


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